継承 由来
灯り
新山笠

提灯山笠

大内弘世の時代、山口に滞在した明の使節趙秩が詠んだ七言絶句の漢詩「山口十境詩」が支柱に書かれた提灯山笠の巡行を行います。担ぎ手達の熱気が沿道の観衆をわかせ、祭りを盛り上げます。
ちょうちんツリー

ちょうちんツリー

31代大内義隆が、フランシスコ・サビエルのキリスト教布教を許し、「山口で日本初のクリスマスミサがあった」との史実にちなみ、約800個のちょうちんを飾った高さ15メートル、幅8メートルの「ちょうちんツリー」。
ミニちょうちんツリー

ミニちょうちんツリー

家族連れや観光客により火入れされた、人の背丈程のミニツリー。さまざまな願いが込められた短冊も飾られます。
つながる大殿

つながる大殿 七夕ちょうちん

築山・八坂神社で大内氏の御霊をなごめ、境内や竪小路を中心に大殿地域全体、商店街へとつながる提灯で皆様の幸せを願います。
変遷
昭和39年頃の短冊飾り 昭和39年頃の紅ちょうちん 昭和30年代

室町時代

大内盛見がお盆の夜に先祖の冥福を祈るため、笹竹の高灯籠に火を灯したのが始まりと伝えられています。

江戸時代

七夕は、江戸幕府が五節句(重要な年中行事・式日)の一つとして、旧暦7月7日に定めました。

明治時代

明治43年

陰暦が廃止されたことにより、毎年陽暦の8月7日に「七夕まつり」を開催することになりました。
昭和時代

昭和25年

戦時中、自粛された「七夕まつり」が8月7日に復活開催。

昭和28年

8月6、7日の両日「七夕まつり」が開催され、昼は短冊、7日の夜は紅ちょうちんを点灯。

昭和35年

8月5日からの3日間開催となり、5、6日に短冊、7日夜にちょうちんを点灯、映画も撮影されました。 高校総体が開催され、11日の夜にもちょうちんを点灯。

昭和54年

「山口七夕ちょうちんまつり」に改称、8月6、7日の両日、ちょうちんを点灯し、 毎年趣向を凝らした山笠や御輿が登場し現在に至ります。